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【2025年最新】値落ちしやすい外車・国産車ランキング! 高額買取を狙うコツも紹介

目次

値落ちしやすい車を購入すると、下取りや売却をするときに損をするリスクがあります。特に市場の流通量が多い車種や、販売後に人気が低迷した車種は、わずか1年で20%以上値下がりすることも。

本記事では最新の買取データをもとに、2025年版の「値落ちしやすい外車・国産車ランキング」をまとめました。車を少しでも高く売りたい方に向けて、高額買取につながるポイントもご紹介します。

値落ちしやすい外車ランキング

順位車種名平均使用年数
平均使用距離
新車価格買取価格(値下がり率)
1位Cクラスステーションワゴン
(メルセデス・ベンツ)
9年
66,980km
743万円~3年落ち:390万円(-15.2%)
5年落ち:280万円(-1.7%)
7年落ち:170万円(-8.1%)
2位Eペイス
(ジャガー)
5年
46,250km
443万円~3年落ち:241万円(-13.9%)
5年落ち:219万円(+0.4%)
7年落ち:データなし
3位Cクラス
(メルセデス・ベンツ)
9年
56,600km
720万円~3年落ち:390万円(-13.3%)
5年落ち:310万円(-6.0%)
7年落ち:200万円(-27.2%)
4位Aクラス
(メルセデス・ベンツ)
8年
49,400km
494万円~3年落ち:275万円(-11.2%)
5年落ち:190万円(-26.9%)
7年落ち:100万円(-25.9%)
5位MINI
(MINI)
9年
63,230km
399万円~3年落ち:360万円(-10.0%)
5年落ち:285万円(-13.6%)
7年落ち:210万円(-12.5%)

※買取価格などの各種データは、複数の中古車サイトからリサーチしたもの。
※値下がり率は、2024年12月時点と2025年7月時点の買取価格データをもとに算出。
※ランキングの順位は、3年落ちの値下がり率を基準に決定。

ここからは、各車種の特徴や下落につながる要因をご紹介します。

1位:Cクラスステーションワゴン/メルセデス・ベンツ

※写真はイメージです。実際の車種とは異なる場合があります。

ベンツのなかでも人気の「Cクラス」をベースに、ゆったりとした荷室を備えたステーションワゴンモデルです。頻繁にマイナーチェンジが行われており、2025年4月にも新型モデルが発売されました。

モデルチェンジが多い車種は、外車でも買取相場が下がりやすい傾向にあります。また、Cクラスステーションワゴンは高級外車にあたるため、中古車でも販売価格は350~700万円ほど。国産の新車よりも価格が高いことから、時期によっては中古車のニーズが限定されるかもしれません。

時期買取相場(3年落ち)
2025年1月420万円
2025年4月380万円
2025年7月3万5,000~431万円

※買取相場は独自に調査したもので、あくまで目安となります。
実際の買取金額はグレードやカラー、車の状態などで異なります(以下同様)。

2位:Eペイス/ジャガー

※写真はイメージです。実際の車種とは異なる場合があります。

ジャガー初のコンパクトSUVとして、2017年7月に販売開始された車種です。スタイリッシュなデザインと高い走行性能を両立しており、ファンからは「ベイビージャガー」の愛称で親しまれています。

5年落ちの買取相場は2025年4月にやや上昇しましたが、3年落ちの相場は2024年9月頃から右肩下がりの状態。コンパクトSUVは国内でも競争率が高いため、ネームバリューの面で苦戦している可能性があります。

時期買取相場(3年落ち)
2025年1月271万円
2025年4月262万円
2025年7月138万2,000~339万7,000円

3位:Cクラス/メルセデス・ベンツ

※写真はイメージです。実際の車種とは異なる場合があります。

高級感のあるデザインと、スポーティと安定感のある走行性能を兼ね備えたミドルセダンです。一部グレードでは最小回転半径が小さいことから、小柄な女性や運転に自信のない方からも人気があります。

買取相場の下落要因としては、流通量の多さが挙げられるでしょう。Cクラスは王道のベンツであることから、モデルチェンジ後に買い換える層も多いことが予想されます。また、故障時のパーツ交換に手間や費用がかかる点も、買取相場に影響しているかもしれません。

時期買取相場(3年落ち)
2025年1月430万円
2025年4月385万円
2025年7月3万4,000~401万4,000円

4位:Aクラス/メルセデス・ベンツ

※写真はイメージです。実際の車種とは異なる場合があります。

1997年から販売されている、コンパクトなボディが特徴的なベンツのエントリーモデルです。もともとは丸みのあるトールワゴンタイプでしたが、2018年までに3回のフルモデルチェンジを経て、スポーツカーのテイストも取り入れた車になりました。

Aクラスは新車価格が比較的リーズナブルなことから、乗り換えるオーナーが多いといわれています。中古車市場の流通量が増えやすいため、時期によっては買取相場が大きく下落することもあります。

時期買取相場(3年落ち)
2025年1月305万円
2025年4月280万円
2025年7月11万4,000~340万4,000円

5位:MINI/MINI

※写真はイメージです。実際の車種とは異なる場合があります。

丸みを帯びた独特なボディが、スタイリッシュかつクラシックな雰囲気を演出しているコンパクトカーです。エントリーモデルの「ワン」のほか、特に人気が高い「クーパー」や「クーパーS」、ディーゼルモデルの「クーパーD」などのモデルが展開されています。

MINIは日本でも新車の販売台数が多く、さまざまなモデルが市場に流通しています。また、初期モデルは「部品の消耗が早い」と言われるため、故障リスクの不安から買取相場が下がりやすいのかもしれません。

ただし、「クーパーD クロスオーバー アンテイムドエディション」などの一部グレードは、400万円以上で売却されることもあります。

時期買取相場(3年落ち)
2025年1月375万円
2025年4月365万円
2025年7月3万~377万1,000円

値落ちしやすい国産車ランキング

値落ちしやすい国産車には、「流通量が多い」「モデルチェンジで旧型になった」などの特徴があります。高級車も例外ではなく、人気のピークが過ぎて大幅に値落ちするケースは珍しくありません。

順位車種名平均使用年数
平均使用距離
新車価格買取価格(値下がり率)
1位エクシーガクロスオーバー7
(スバル)
8年
85,500km
275万4,000円~3年落ち:38万円(-52.5%)
5年落ち:データなし
7年落ち:データなし
2位SAI
(トヨタ)
12年
92,030km
321万円~3年落ち:68万円(-20.9%)
5年落ち:31万円(-29.5%)
7年落ち:21万円(-40.0%)
3位eKスペースカスタム
(三菱)
9年
68,050km
165万1,100円~2年落ち:67万円(-18.2%)
4年落ち:39.5万円(-22.5%)
6年落ち:22万円(-26.6%)
4位プリウスPHV
(トヨタ)
7年
73,100km
285万円~3年落ち:201万円(-17.9%)
5年落ち:176万円(-9.7%)
7年落ち:58万円(-20.5%)
5位アウトランダーPHEV
(三菱)
4年
52,950km
526万3,500円~3年落ち:428万円(-17.6%)
5年落ち:415万円(-12.6%)
7年落ち:375万円(-13.7%)

※買取価格などの各種データは、複数の中古車サイトからリサーチしたもの。
※値下がり率は、2024年12月時点と2025年7月時点の買取価格データをもとに算出。
※ランキングの順位は、3年落ちの値下がり率(eKスペースカスタムは2年落ちのデータ)を基準に決定。

ここからは各車種の特徴や、値落ちしやすい主な要因をご紹介します。

1位:エクシーガクロスオーバー7/スバル

※写真はイメージです。実際の車種とは異なる場合があります。

人気車種のエクシーガをベースに、2015年4月に登場したクロスオーバーモデルです。3列シートの大型重量車種でしたが、2018年3月末に生産が終了しました。

値下がりの要因としては、本格的なSUVへのニーズが増えたことや、生産終了による中古車の増加が考えられます。また、ガソリンの高騰や環境負荷への配慮により、コンパクトカーへのニーズが高まっていることも一因かもしれません。

2024年の相場はほぼ横ばいでしたが、2025年2月頃から買取価格が下がっています。

時期買取相場(3年落ち)
2025年1月80万5,000円
2025年4月61万円
2025年7月36万8,000~99万6,000円

※買取相場は独自に調査したもので、あくまで目安となります。
実際の買取金額はグレードやカラー、車の状態などで異なります(以下同様)。

2位:SAI/トヨタ

※写真はイメージです。実際の車種とは異なる場合があります。

「才」と「彩」をコンセプトとして、2009年12月に販売開始されたハイブリッド専用のセダンです。小さな高級車として高級感を追求してきましたが、トヨタの人気車種(プリウスなど)と価格帯が重なったことから、一時期は販売台数が低迷していました。

2013年にはマイナーチェンジを行ったものの、大型車種の需要が高まった影響を受けて2017年12月に生産が停止。時期的に中古車も出回りやすいことから、2025年からは徐々に買取相場が下落しています。

時期買取相場(3年落ち)
2025年1月79万円
2025年4月73万円
2025年7月10万7,000~103万3,000円

3位:eKスペースカスタム/三菱

※写真はイメージです。実際の車種とは異なる場合があります。

eKシリーズの第2弾として開発された、低燃費かつ室内空間が広いスーパーハイトワゴンです。初代モデルは2014年2月に販売が開始され、高級感を演出するようなマイナーチェンジが度々行われました。

内装にも上質な雰囲気が漂う車種ですが、2020年3月にはシリーズ新型となる「eKクロス スペース」と「eKスペース」が販売開始。その影響を受けてか、初代モデルは2020年頃から買取相場が下落しています。

時期買取相場(3年落ち)
2025年1月79万5,000円
2025年4月71万5,000円
2025年7月14万4,000~85万9,000円

4位:プリウスPHV/トヨタ

※写真はイメージです。実際の車種とは異なる場合があります。

2012年1月に初代モデルが販売開始された、ガソリンエンジンと走行用バッテリーを搭載したハイブリッドカーです。当初のリース販売では500万円を超えていましたが、一般販売が始まった2012年以降は320万円~の価格に落ち着きました。

買取相場が下がっている要因としては、後継車である「プリウスPHEV」の登場が考えられます。さらに、プリウスPHEVが2023年にモデルチェンジしたことで、旧型のPHVはやや古いイメージの車種になりました。

ただし、「Sナビパッケージ・GRスポーツ」や「Aプレミアム」などのプレミア感がある一部のモデルは、300万円以上の買取事例があります。

時期買取相場(3年落ち)
2025年1月239万円
2025年4月230万円
2025年7月24万~277万5,000円

5位:アウトランダーPHEV/三菱

※写真はイメージです。実際の車種とは異なる場合があります。

アウトランダーの広い室内空間や、威風堂堂としたボディをそのまま活かしたプラグインハイブリッド車(PHEV)です。2025年7月現在では4つのモデルが展開されており、乗車定員5人のスタンダードなM型モデルは、税込約520万円で新車が販売されています。

2024年まで中古車の買取価格は上昇していましたが、2025年に入ってからはG型モデルの流通量が増加し、相場が下落し始めました。PHEVは技術進歩の影響を受けやすいため、今後についてもフルモデルチェンジが行われると、相場が不安定になるかもしれません。

なお、アウトランダーPHEVの下落率はグレードによって異なり、ブラックエディションやP型などのハイグレードな車種は、400万円以上で高額買取された事例もあります。

時期買取相場(3年落ち)
2025年1月380万円
2025年4月320万円
2025年7月23万4,000~379万1,000円

値落ちしやすい車を高額買取してもらうコツ

値落ちしやすい車でも、売却のタイミングや方法を工夫すれば、相場より高く売却できる可能性があります。特に高級車や外車については、売り方次第で買取価格が10万円以上変わることも珍しくありません。

ここからは、値落ちしやすい車を高額買取してもらう3つのコツをご紹介します。

1.走行距離10万km以下で売却する

走行距離が10万kmを超えると、中古車業界では「過走行車」として扱われます。故障や部品交換のリスクが低くても、過走行車は買取価格が下がりやすい傾向にあるので、走行距離10万kmが近づいてきたら売却を考えましょう。

ただし、実際の査定時には車の状態も確認されるため、エンジンや足回りが良好なうちに売却することが重要です。「走行距離10万km」にこだわり過ぎず、車の使用状況や状態、車種としての特性も踏まえて、売却のタイミングを慎重に見極めましょう。

2.年式が古くなる前に売却する

たった1年の差でも、車の年式は買取相場に影響します。1年古くなるごとに、買取相場が10~20%ずつ下がっていく車種もあるため、基本的には年式が古くなる前の売却を考えましょう。

実際にどれくらい変わるのか、以下ではアルファード(トヨタ)の最新買取相場を年式別にまとめました。

アルファードのような人気車種でも、10年落ちのタイミングでは買取相場が大幅に下落する傾向にあります。上記の例で計算してみると、10年落ちの値下がり率は約34.8%になりました。

特に8~9年落ちの車を所有している方は、早めに行動することを意識しましょう。

年式買取相場
2023年(2年落ち)440万円
2022年395万円
2021年355万円
2020年332万円
2019年305万円
2018年284万円
2017年220万円
2016年204万円
2015年(10年落ち)133万円

※買取価格相場は2025年7月時点のデータで、独自にリサーチ・算出したもの。

3.カーリースバックを利用する

カーリースバックとは、所有車の売却後にリース契約を結び、リース料を支払いながら同じ車を使い続けるサービスです。乗り潰してから売却する方法とは違い、カーリースバックでは年式やモデルが古くなる前にマイカーを現金化できます。

カーリースバックの利用が向いている人
  • ・ 急な出費が続き、すぐにでも現金が必要になった
  • ・ 車以外に担保がなく、必要なときに融資を受けられない
  • ・ まとまった現金は必要だが、乗っている車も手放したくない

カーリースバックにはどのような活用方法があるのか、以下では一例をご紹介します。

  • ・ 乗り潰す前に所有車を売却し、手元にまとまった現金を残しておく
  • ・ 維持費がかかっているセカンドカーを売却する
  • ・ 現金化した車のリース契約が終わったら、市場に売却して再び現金化する

カーリースバックに興味がある方には、当社の「クルマネー(Kurumoney)」がおすすめです。クルマネーは個人オーナーを対象にしたマイカーリースバックで、手続きのほとんどをスマホで完結できます。

クルマネーではリース期間が終了すると、車の名義がご自身に戻ります(※別途手数料が必要)。名義が戻った車はそのまま市場に売却できるため、いざというときの資金調達手段を増やせるでしょう。

また、残りのリース料金を一括で支払うと、契約期間満了の前に名義を戻すことも可能です。急な出費や資金調達にお悩みの方は、下記のサイトからお気軽にお問い合わせください。

愛車の価値を最大限引き出して売却しよう

中古車の買取相場は需給のバランスによって決まるため、人気車種や高級車でも大幅に値落ちすることがあります。高額買取を狙っている方は、所有車の特性や市場動向をきちんと把握して、売却のタイミングや方法を慎重に選びましょう。

また、すぐにでも所有車を現金化したい場合は、カーリースバックもひとつの選択肢です。X STARのクルマネーは、リース料金の一括払いによる解約にも対応しているため、状況に合わせてライフプランを柔軟に調整できます。

さまざまな方法を模索しながら、愛車の価値を最大限に引き出す売却を目指しましょう。