X STAR Now

X STARのブログ

X STARのブログ

【定期預金を解約したくない】預金担保貸付のやり方・申請方法は?

定期預金を解約しようと思ったものの、「中途解約すると利息はどうなる?」「できれば解約せずに済ませたい」と考えていませんか。定期預金を解約せずにお金が必要な場面へ対応する方法の一つに、定期預金を担保にした「預金担保貸付(総合口座の自動融資・自動貸付)」があります。

ただし、すべての定期預金で利用できるわけではなく、金融機関ごとに対象商品や限度額、手続きが異なります。この記事では、中途解約した場合にどうなるのかを確認したうえで、預金担保貸付の仕組み・やり方・申請方法、さらに定期預金そのものを資金源にせずに、お金を用意できる考え方まで紹介します。

定期預金を中途解約するとどうなる?

定期預金は満期まで預けることを前提に、普通預金より高い金利が設定されている商品です。中途解約すると、当初の約定利率ではなく、金融機関が定める中途解約利率が適用されるのが一般的です。元本がそのままでも、受け取れる利息が満期保有時より少なくなる可能性があります。

※参考:三井住友信託銀行「定期預金を中途解約する場合、利息はどのように計算されますか」

利息が大きく減る場合がある

中途解約利率は金融機関・商品・預入期間・解約時期によって異なります。たとえばイオン銀行の「スーパー定期」では、1年ものを6か月後に中途解約する場合、所定の中途解約利率が適用されます。中途解約を考える際は、元本だけでなく「満期まで持った場合の利息との差」も確認しておきたいところです。

※参考:イオン銀行「定期預金途中で解約した場合のデメリットは?預け替えた方がよい?」

【参考例】 元本100万円・年0.450%・1年ものを6か月後に解約し、中途解約利率が約定利率の50%となるケースでは、受取利息は満期保有時より大きく少なくなります。

※金利・中途解約利率・税引後利息は商品や時期により異なります。最新の商品条件をご確認ください。

 
参考例のイメージ図

キャンペーン金利・特典が無効になる場合がある

期間限定のキャンペーン金利や現金・ポイント等の特典は、満期までの保有を条件としている場合があります。中途解約するとキャンペーン条件から外れる可能性があるため、通常の中途解約利率だけでなく、特典の適用条件も確認しておきましょう。

※参考:キャンペーン・特典の扱いは商品ごとに異なるため、契約している金融機関の商品概要・キャンペーン条件をご確認ください。

解約手続きに必要なもの

店頭で中途解約する場合、金融機関によっては次のようなものが必要です。

  • 通帳または証書
  • 届出印
  • 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
  • キャッシュカード(金融機関・手続き内容による)

インターネットバンキングで中途解約できる商品もあります。必要なものや手続き方法は金融機関・商品によって異なるため、利用している金融機関の案内をご確認ください。

※参考:三井住友信託銀行「定期預金を中途解約する方法を教えてください」
三井住友銀行「定期預金を期間内または満期で解約する方法」

定期預金を解約したくないなら「預金担保貸付」もある

中途解約による利息の減少などを避けたい場合、まず確認したいのが預金担保貸付です。銀行によって名称は「総合口座の自動融資」「自動借り入れ」「貯金担保自動貸付け」など異なりますが、総合口座にセットされた定期預金等を担保に、普通預金の残高不足分を自動的に借りられる仕組みがあります。

※参考:三菱UFJ銀行「総合口座:自動借り入れについて」
ゆうちょ銀行「貯金担保自動貸付け」

つまり、「定期預金を解約してそのお金を使う」のではなく、「定期預金を残したまま、それを担保に一時的に借りる」という方法です。

預金担保貸付のやり方・申請方法

実際の利用方法は金融機関によって異なります。すでに総合口座に対象の定期預金がセットされている場合、普通預金の残高を超えて引き出したり、口座振替で残高が不足したりすると、不足分が自動的に貸し付けられるタイプがあります。

※参考:三菱UFJ銀行「総合口座」
三井住友銀行「定期預金やSMBC積立定期預金《りぼん》を総合口座で開設した際に、利用できるサービス」
  1. 自分の定期預金が預金担保貸付・自動融資の対象か確認する
  2. 対象の定期預金が総合口座にセットされているか確認する
  3. 必要に応じて金融機関で総合口座へのセット等の手続きを行う
  4. 普通預金残高を超える払い戻し・引き落としが発生すると、不足分が自動融資される
  5. 普通預金へ入金するなどして返済する

金融機関によって手続きは異なる

たとえば三菱UFJ銀行では、総合口座の普通預金残高が不足した場合、担保となる定期預金の合計額の90%、最高200万円まで自動借り入れが可能と案内されています。借入利率は担保定期預金の約定利率+0.5%です。

※出典:三菱UFJ銀行「総合口座:自動借り入れについて」

三井住友銀行でも、総合口座で対象の定期預金等を保有している場合、預入金額の90%まで、かつ上限200万円まで自動融資を利用できます。一方、すでに保有している定期預金を総合口座へセットする場合は、支店窓口での手続きが必要と案内されています。

※出典:三井住友銀行「定期預金やSMBC積立定期預金《りぼん》を総合口座で開設した際に、利用できるサービス」

ゆうちょ銀行の「貯金担保自動貸付け」は、総合口座で管理する担保定額貯金・担保定期貯金を担保とし、通常貯金の残高を超える払い戻し時に不足分が自動貸付けされます。貸付上限は預入金額の90%以内、総合口座1口座につき300万円までです。

※出典:ゆうちょ銀行「貯金担保自動貸付け」
※上記は2026年8月確認時点の各金融機関の公開情報をもとにしています。商品条件は変更される場合があります。

預金担保貸付を利用する前に確認したいこと

  • 借入である:定期預金は維持できますが、預金担保貸付は借入です。利用期間に応じて利息がかかります。
  • 借りられる金額には上限がある:定期預金残高の全額を自由に借りられるとは限りません。金融機関ごとに「預入額の90%まで」「最高200万円・300万円まで」などの上限があります。
  • 対象になる定期預金が限られる:すべての定期預金が担保になるわけではありません。総合口座へのセットや対象商品などの条件があります。
  • 事前の手続きが必要な場合がある:すでに総合口座に対象預金がセットされていれば自動融資される場合がありますが、既存の定期預金を後からセットする場合などは窓口手続きが必要なケースもあります。
  • 返済が必要:普通預金への入金などにより返済します。長く借りるほど利息負担も増えるため、返済方法と期間を確認して利用することが大切です。

定期預金を解約せずに
お金を用意できないか気になる方へ

クルマネーの無料査定はこちら

WEB・LINEで24時間365日受付中/全国47都道府県対応(離島を除く)

そもそも定期預金を資金源にしないという考え方

預金担保貸付は、定期預金を解約せずに利用できる場合がある方法です。一方で、預金を担保にした「借入」であることに変わりはありません。

「借金をするのは少し怖い」「利息を払い続けることに抵抗がある」と感じる方もいるでしょう。必要なお金を用意したい一方で、定期預金はできるだけそのまま残したい。さらに、借入とは別の方法も確認してから決めたい――そのような場合は、定期預金とは別の保有資産に目を向ける考え方もあります。

たとえば、所有している車です。車を売却して代金を受け取り、その後はリース契約に切り替えて同じ車を使い続ける「マイカーリースバック」という仕組みがあります。

車の売却によって受け取ったお金は、クルマネーでは使い道が限定されていません。教育費、医療費、生活費、事業に関する支払いなど、それぞれの事情に応じて使うことができます。

つまり、定期預金を解約する、定期預金を担保に借りる、という方法だけではなく、定期預金はそのままにして別の資産を活用するという考え方です。

クルマネー(マイカーリースバック)とは

マイカーリースバックとは、現在所有している車を一度売却して売却代金を受け取り、その後はリース契約に切り替えて月々のリース料を支払いながら、同じ車に乗り続ける仕組みです。X STAR株式会社の「クルマネー」は、個人名義の車を対象にマイカーリースバックを提供しています。2025年1月のサービス開始後、累計申込数は5,000件を突破しています(2026年3月時点)。

クルマネーのイラスト

預金担保貸付との大きな違いは、お金の出どころです。預金担保貸付は「定期預金を担保にした借入」ですが、マイカーリースバックでは車の売却代金を受け取り、その後はリース料を支払いながら同じ車を使い続けます。クルマネーで受け取った売却代金は、使い道が限定されていません。定期預金そのものを解約したり、担保にしたりする必要もありません。

クルマネーの利用の流れ

  1. 査定(WEBまたはLINE・24時間365日受付)
  2. 必要書類を提出・審査
  3. 契約・名義変更
  4. 売却代金が振り込まれる(契約条件による)
  5. リース開始・同じ車に乗り続ける

クルマネーの主な特徴

  • 査定から契約までオンライン中心で進められる
  • 全国47都道府県(離島を除く)に対応
  • 売却代金の使い道は自由
  • 月額リース料を支払いながら同じ車に乗り続ける
  • リース期間満了後、所定の条件で買い戻し可能
  • 株式会社ヤマダホールディングスと業務提携

クルマネーを使う前に確認しておきたいこと

  • ローン中・リース中の車は原則利用できない
  • 車両状態によっては対象外になる場合がある
  • 車検・任意保険・整備費用などは利用者負担
  • 契約途中の解約には解約金が発生する場合がある
  • 月々のリース料が新たな固定費になる

定期預金の中途解約・預金担保貸付・マイカーリースバックを比較

比較項目定期預金の中途解約預金担保貸付マイカーリースバック
定期預金解約する維持できる維持できる
お金の出どころ定期預金定期預金を担保にした借入車の売却代金
借入なしありなし
利息・継続費用満期時より利息が減る場合借入利息月額リース料
変化なし変化なし利用状況は基本的に変わらない(名義変更・リース契約へ切替)
主な制約中途解約利率・特典条件対象預金・限度額対象車両・名義変更・リース契約条件
車の名義・契約変化なし変化なし名義変更後、リース契約で利用

どの方法が適しているかは、必要な金額、保有している定期預金や車、借入への考え方、今後の支払い負担などによって異なります。預金担保貸付とマイカーリースバックは仕組みが異なるため、単純な優劣ではなく、自分の状況に合うかどうかで判断することが大切です。

金利上昇局面だからこそ、解約前に確認したい

日本銀行は2025年12月、政策金利である無担保コールレート(オーバーナイト物)の誘導目標を0.5%程度から0.75%程度へ引き上げました。定期預金の金利環境も変化しているため、中途解約する場合は、現在の契約条件や中途解約利率を確認してから判断したいところです。

※出典:日本銀行「金融市場調節方針の変更について」(2025年12月19日)

一方、預金担保貸付にも借入利息があり、マイカーリースバックには月額リース料があります。「定期預金を守ること」だけで判断せず、各方法で発生する費用を比較することが重要です。

まとめ:定期預金を解約する前に、預金担保貸付も確認する

定期預金を解約したくない場合、まず預金担保貸付を利用できるか確認してみる価値があります。総合口座に対象の定期預金がセットされていれば、普通預金の残高不足時に自動融資を利用できる金融機関もあります。

そのうえで、借入以外の仕組みを検討したい場合や、定期預金そのものを資金源として考えずに残しておきたい場合は、車など別の保有資産を活用する考え方もあります。重要なのは、最初から「定期預金を解約する」と決めるのではなく、自分が利用できる方法と費用を確認してから判断することです。

クルマネーを検討する場合は、まず車の査定額と月額リース料を確認し、定期預金の中途解約や預金担保貸付と比較したうえで判断してください。

定期預金を解約せず、
別の資産で資金を用意する方法を確認してみませんか

クルマネーの無料査定はこちら

WEB・LINEで24時間365日受付中/全国47都道府県対応(離島を除く)

よくある質問

Q預金担保貸付を使えば定期預金を解約しなくていいですか?

A対象となる定期預金等が総合口座にセットされているなど、金融機関所定の条件を満たせば、定期預金を解約せずに借りられる場合があります。

Q預金担保貸付は申請してから時間がかかりますか?

Aすでに対象の定期預金が総合口座にセットされている場合、普通預金の残高不足時に自動的に融資されるタイプがあります。一方、既存の定期預金を総合口座へセットする手続きが必要な場合もあります。

Q預金担保貸付はいくらまで借りられますか?

A金融機関によって異なります。三菱UFJ銀行・三井住友銀行では対象預金の90%、最高200万円まで、ゆうちょ銀行では預入金額の90%以内、1口座300万円までと案内されています(2026年8月確認時点)。

Q預金担保貸付には利息がかかりますか?

Aはい。借入なので利息がかかります。金融機関によって利率は異なるため、利用前に確認してください。

Q定期預金を解約すると元本割れしますか?

A円建ての一般的な定期預金では、中途解約によって元本そのものが減るとは限りませんが、当初の約定利率より低い中途解約利率が適用され、受取利息が減る場合があります。商品条件をご確認ください。

Q定期預金を担保にせず、別の資産を活用する方法はありますか?

A車を所有している場合、マイカーリースバックという仕組みがあります。車を売却した後にリース契約へ切り替えることで、同じ車に乗り続けながら売却代金を受け取る方法です。

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。預金担保貸付、定期預金等の条件は金融機関・サービス・契約内容によって異なります。利用前に各社の最新の商品説明・契約条件をご確認ください。